アントレプレナーシップ・エデュケーター道場

お知らせ

2020/03/04

2月28日から7月17日に延期 クラシックピアニスト佐藤由美ピアノリサイタル by ゆみのすけ後援会会長

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、クラスター化の原因となることを避けるため、2月28日(金)19時開演で計画していたクラシックピアニスト佐藤由美さんのピアノリサイタルを、7月17日(金)19時開演へと延期することにいたしました。すでにチケットをご購入いただきました皆様は、お持ちのチケットで音をお楽しみいただけます。同時に、お席に余裕もございますので、新しいチャンスにお越しいただければ幸いです。

以下は、佐藤由美・ゆみのすけ後援会会長として、2月28日の機会をご紹介した際の挨拶です。ご笑覧ください。

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《春の音霊に出会う時》

佐藤由美ピアノリサイタルへのお誘い

ゆみのすけ後援会 会長 鵜飼宏成

(名古屋市立大学経済学研究科 教授)

 皆さん、目を閉じてみてください。 ・・・そこにはどのような音がありますか?・・・笑う声、泣く声、叫ぶ声、呼び掛ける声、伝える声、他人の声、自分の声。・・・駆ける音、叩く音、規則正しい音、不思議な音。・・・煙の音、吹く音、焦げる音。・・・空の音・・・空(くう)・・・

 空(くう)、すなわち、無になることは難しいことではありません。無になるために身構える必要はありません。好きなこと、気になることを考え、やり続ければ次第に無になります。この状態が「夢中」です。夢中になるといつの間にか時が過ぎてしまうものです。気づいた時の不思議な感覚。集中し疲れているはずなのに、鋭気が満ち溢れ、心地よく、爽快感ある感覚です。

 佐藤由美ピアノリサイタルは、皆さんに夢中になるきっかけを創出する第3の場です。良質の音を追い続けるうちに、音が話しかけているように感じ、次第に物語を読んでいることに気づきます。物語は、観客の数だけあります。佐藤由美のピアノリサイタルは、音を介した佐藤由美と皆さんとの対話だからです。皆さん個々の経験に裏打ちされた想いが佐藤由美に発信され、音楽ホールは、固有の存在価値に満ち溢れた時空間へと変質します。音は、想いが重なり合い、紡ぎあい、音の霊になると私は考えています。

 来る228()、一宮市木曽川文化会館・尾西信金ホールにて佐藤由美ピアノリサイタルを開催いたします。平日の夜の開催になります。自分の「春の音霊」を見つけに来てください。心待ちにしております。

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