アントレプレナーシップ・エデュケーター道場

お知らせ

2015/11/06

看護部長クラスの方々から頂いた講義評価結果を振り返る(2015年度)

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「公益社団法人 愛知県看護協会」のサードレベル研修で、幸いにも講師を務めさせていただいている。私の担当は、毎年6月の起業論だ。看護業界で起業?と思われがちであるが、看護部長、総師長クラスが参加するサードレベル研修では、医療業界を取り巻く各種の環境変化を踏まえた医療機関の「新規事業」や看護師等の「独立創業」が切実なものとなっているのだ。
愛知学院大学にも歯科領域の総合病院があり、また、看護師でもある社会人学生が起業したこともあり、私にとっても大変身近な領域のテーマです。
私の担当する起業論の対になるのが、起業された看護関係者による起業家講義。そこで、私は、コミュニティビジネスの起業事例(看護師の方の独立創業を中心に)、経営感覚の体験(意思決定とお金の巡りの関係を体感する)、新アイデア創出のための思考プロセスと思考法(未来デザイン考程を中心に)を3時間の中で実践するカリキュラムを組んでいる。本年は、協会のほうより要請があったNPO論につながる話題提供も加えて構成した。また、昨年度の反省を踏まえ、共同学習の要素を取り入れた。そして、比重は、事前の予習や準備ではなく、当日の3時間とその後の自宅学習に置いた。
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果たして、結果は?2つの映像データをご確認いただくと、お陰様で総じて高い評価をいただけた。とりわけ「講義内容の理解」、「自身の組織に対する新しい考え方、発想が得られる」、「看護管理実践に役立つ」で昨年度より評価が高まり、その結果であろうか「自分の努力、受講態度、学修結果等を総合した自己評価も」大きく上昇した。ホッと胸をなでおろした。
以下は、自由記述の回答です。「ビジネスゲームの学習は経営について考えることにつながりました。」「演習が興味深く、発想の転換につながった」「とても楽しい、参考になる講義でした。時間がもっとあるといいなと思いました。」「系統的にまとめられた分かりやすい講義でした」「もっと時間をかけて学んでみたい」「体験学習だったので分かりやすく、理解できた(ビジネスゲーム、未来デザイン等)」「一日かけてワークシートの作業をしたいと思った」「新しい発想の仕方が分かって大変良かったです」「最後のワークは自分の発想の無さに辛かった」

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