2013/03/10
2013年3月7日、小樽商科大学大学院の加藤敬太先生、ゼミ生2名、愛知学院大学経営学部の古澤先生とご一緒させていただき、札幌・小樽のアントレプレナーを訪問する機会を得た。イノベーティブな経営と傍目からは映るが、果たして、いかなる目に見えない努力があったのか?私個人としては、このように基本的な「問い」を持って企業家2名にお会いした。
私が両輪と思ったのは、「企業家の豊かな仮説力」と「人財磨きを優先すること」だ。あたりまえ?でも、往々にして目先のコトに囚われがちで、企業家と小職を同じと考えては企業家の方々に失礼にあたるが、それでも難しい。理由は簡単で、仮説力と人財力は、『未来を描く(デザインする)ことができるか否か』にかかわるからだ。未来視点で現在の問題を発見し、克服策を探る。これがイノベーティブに繋がる。
私は、アントレプレナーシップ教育の基礎として、学生に「未来デザイン考程」をワークショップを通じ学んでもらおうと努力してきた。今回お会いしたのは、株式会社札幌メディカルラボ・有限会社エムズジャパン 代表取締役の蓑輪雅宏氏、株式会社光合金製作所 代表取締役会長の井上一郎氏。私が多くの企業家、社会起業家の方々より学び実践してきたことの妥当性の高さを改めて感じた。今後も、企業家より直に学び、アントレプレナーシップ教育をブラッシュアップさせていきたい。
以下は、訪問した2社のホームページです。是非、ご訪問ください。
◆業界改革は内なる改革から~総合口腔医療サービスグループ「エムズグループ」
◆複雑な市場構造と注文に応える「ダメだと思うな」人磨き~光合金製作所