2012/10/30
10月27日、28日の2日間、愛知学院大学楠元キャンパスにおいて「しごと能力研究学会 第5回全国大会」が開催されました。統一テーマは「事業承継と起業家育成―経営者に求められるしごと能力―」でした。
私は、テーマ報告「起業家としごと能力」のセッションで「愛知学院大学版アントレプレナーシップ教育の実践報告」と題し、(1)2005年からスタートし8年目に入った実践報告、(2)教育実践のベースとなっている教育理念・方針・基礎的な理論(考え方)、(3)組織学習者の視点から分析した愛知学院大学版アントレプレナーシップ教育の「評価」と「課題」を報告いたしました。
多くの先生方より高い関心を示していただけました。同時に、今後の取り組みと研究に向けた「問題の所在」をご教示いただき、大変勉強になりました。とりわけ、「シミュレーション分析等での学習を超えた、実践の中での『リスクテイク学習』が鍵を握り、この部分が体得されなければ『アントレプレナーシップ教育』とは言えない。」との指摘は、分かっていながら明確に言葉として現れなかった点でした。
皆様に衷心より御礼申し上げます。合掌
(追加)報告資料の抜粋です。→「20121028ukai_presentation.pdf」をダウンロード