2011/12/03
うれしい報告が連日届きます。学生が真剣に取り組んだ成果が外部の方より高い評価をいただいています。私共教育支援者も自信が持てます。頑張った学生、そしてこのようなチャレンジの機会を設けていただいた主催団体の方々に感謝の意を表します。
本日紹介するのは、本年度の経営管理実習（バーチャルカンパニー）に参加した学生グループが企画立案し、ビジネスプランとして提案した「コドモニテクト」です。見事、名古屋市新事業支援センターが主催する２０１１年度の「大学発ベンチャービジネスグランプリ・学生ビジネスアイデア」コンテストで、「努力賞」を獲得しました！！
このグループは、女子学生３名を含む計４名で構成され、女子学生がリーダーとなり「子供の安心と安全」を叶える社会システムを実現するビジネスプランを考えました。このプランを考えたきっかけは、「安心と安全はお金で買う時代になった」という時代認識にありました。特定非営利活動法人の形態をとるソーシャル・ビジネスとして、地域ぐるみで地域に眠る遊休資産（例：バスと時間）を積極的に活用することで、子供の安心・安全を確保し、交通渋滞を解消し、あわせて親が自分のために時間活用できる方法を提案しています。
当初、このグループは、新しいタイプの防犯ベルの開発をめざし、ヒアリングを重ねたり、商品開発のための協力企業の探索を行っていました。しかし、競合の多さから、後発組として参入する余地が少なく、焦りが募っていました。そこから、発想を転換し、社会的に解決困難と思われている問題の解消へと視点を変えることで、自由な発想が許され、試行錯誤の努力を経て今回の需要に至りました。本当におめでとう。