2011/12/02
名古屋市新事業支援センターが主催する2011年度の「大学発ベンチャービジネスグランプリ・学生ビジネスアイデア」コンテストで、4年生、3年生のコラボレーションプロジェクトである「きづき橋プロジェクト」が特別賞を受賞しました。昨日報告を受けた「マインド・トラベラー」に続く受賞です。バーチャルカンパニー・プログラムを通じ、外部の企業の方々からの厳しいご指導を乗り越えた成果であると確信しています。
さて、この4年生は、昨年度3年生で企画実践した「64ism」で同賞を受賞しており2年連続の受賞になります。さらに、2年生時の一昨年にはコカ・コーラ環境教育賞優秀賞を獲得した「土バンク」にも中心メンバーとして参加していました。『予行練習→本番→後輩を指導』というプロセス経て学びを深めてきました。彼の努力を称えたいと思います。
本年度の「きづき橋プロジェクト」は、他大学の福祉を専攻したある女子学生の問題意識に端を発しています。そこから「可能性を広げる福祉」というコンセプトが生まれ、アクティブシニア向けの「気づき」事業(ユニバーサルデザインを取り入れたフリーペーパー「きづき」を発行する事業)、「築き橋」事業(アクティブに昔を振り返り、童心に返って学びを深める事業)、「なごやマスターズデイ」事業(㈱中日メディアブレーン、名古屋市健康福祉局、愛知学院大学きづき橋プロジェクトによる産学官連携で、敬老の日をアクティブシニアのための日として街全体を、社会全体の意識と行動を変える記念日を目指す事業)の3つを柱としてコンセプトの実現を目指しています。
とりわけ「なごやマスターズデイ」事業は、継続的に産学官連携および大学間連携を通じて発展させたいとの希望を持っています。全国にマスターズデイ記念日の思想が広がることを祈念します。
この場を借りて、㈱中日メディアブレーン、名古屋市健康福祉局の諸先輩方のご指導に衷心より御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。