2011/11/30
第14回日本ベンチャー学会全国大会が終わりました。実は、今回、第6回清成忠男賞にノミネートされていました。残念な結果に終わりましたが、受賞者(第1位)なしという結果でした。ノミネートされた論文は、愛知学院大学経営管理研究所紀要第17号の掲載論文です(アントレプレナーシップ教育に係る支援者機能の一考察)。論文形式ではなく、経験に基づく自論をエッセイ形式で書かれています。そのような論考が、最終選考まで残ったことが奇跡かもしれません。
「あと一歩足らない」ということで、課題をいただきました。ご指導に感謝しつつ、今後も精進してまいりたいと思います。ご指摘いただいた課題としては次のようなものがありました。
▼問題の所在の解明に用いた「ボンド大学」について、なぜ、ボンド大学のアントレプレナーシップ教育を取り上げる意味があるのか?それに答える必要あり。
▲教育を受けなくてもアントレプレナーシップを発揮し、ベンチャー企業を創業する者がいる一方、MBAコースで教育を受けてベンチャー創業や社内ベンチャーを立ち上げる者がいるよね。アントレプレナーシップ教育の社会的意義、役割をしっかり整理する必要あり。