アントレプレナーシップ・エデュケーター道場

お知らせ

2007/11/13

「アントレプレナー・キャンプ」の提唱

昨今、◎◎キャンプが流行っている。仮にキャンプには、心と身体のフィットネスを整える役割があるとするなら、標題の「アントレプレナー・キャンプ」は、心のフィットネスに重点を置いている。
プロ野球に秋季キャンプと春季キャンプがあるように、ビジネス界にもアントレプレナーのキャンプが1年に一回、もしくは2~3年に一回でもあって不思議ではないと常々考えてきた。アントレプレナーは孤独で、恐怖を日々感じているからこそ、従来出会ってきたのとは違う人々とともに、それぞれ自分の今を振り返り、異なる価値観をも受け入れ、昇華し、最善の未来を描く時間が必要と思っているからだ。
では、アントレプレナー・キャンプで何を行うのか?
起業双六ゲームだ!
ゲームのコンセプトは、「ひっくり返ったおもちゃ箱からオリジナルな宝物(実践『知』)を探す『遊び』場」。ダウンロードファイルは起業双六ゲームの構成です。「Kigyo_Sugoroku.doc」をダウンロード
起業や新規事業の展開で必要不可欠なのは、「やり抜く、やり切る気概」「変化の中の決断力」「金銭感覚」「対話力(聞く力・話す力・引き出す力)」「未来デザイン思考のアイデア創造・編集力」「自分の癖」等であろう。しかし、必要なことでありながら、身につけたり、知ることがなかなか困難なことでもある。だから、体験が極めて重要となる。
起業双六ゲームは擬似体験を蓄積する場であり、複数人の参加者とともに同じ場を共有し、トータルゲームと未来デザインを短期間に実施する。参加者は成功体験と失敗体験を繰り返し、自分の今を見つめ、上記のポイントを体得していく。
ぶち当たった壁に如何に対処するか、壁が大きければ大きいほど頭の中が「ひっくり返ったおもちゃ箱状態」になってしまうことと思う。そんな散乱した中から、宝物(実践『知』)を遊びのように楽しみながら探し出そうというのがこの起業双六ゲームである。
【起業双六ゲームに参加した方の感想】
 非常に得るものが多く、生活の場に置き換えても、役立つ気づきがありました。
 今後の自分に期待をしてください(コンビニエンスストア経営者、2005年体験)。

あくまでも私の構想です。嶋崎万太郎君とともに双申ビジネススクールで、是非とも「アントレプレナー・キャンプ」を実施したいと考えています。

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